生活上でのプレッシャーを少しづつ溜め込み、
家族との別れなど、特別な悲しみの中にいる人以外であれば、通常、 生活上での家事プレッシャーとは、考えてみるとそれほど大きな問題と言えないものが多いのだが、とにかく内容がこまかくて数が多いのが現実だ。
例を上げてみると
・洗濯物がたまっている
・取り込んだ洗濯物をソファーの上に置きっぱなし
・食器の洗い物が多い
・冷蔵庫の中をすっきりさせたいが、保存したいものが多くてゴチャゴチャになる
・掃除機を頻繁にかけたいが、他の用事が優先されてしまい最近かけていない
・シーツや枕カバーをこまめに洗っていないのが気になっている
・ベッドメーキングするのが毎日面倒に感じる
・食品の買い出しに行くのが億劫
・テーブルの上に毎日使うものを置いているので、食事する時にお皿を広々と置けない
・たたんだ洗濯物を引き出しに入れる時に空きスペースが少なくて一瞬イラッとする
・自分は物を多く持ちすぎていると感じている
家事を少しばかり手抜きしていると、上記のような状態には簡単になっ てしまう。
家族のお世話を最優先にし、 空き時間で家事もスマートにこなしたい。
できれば自分の時間も見つけてブログも書きたいし、学びたいこともたくさんある。
向上心のある主婦ほど家事ストレスが発生するのが現実である。
家事をさぼりたいわけでは決してない。
サボりたいどころか、完璧に家事をこなして、自分のやりたい事も実現したいのだ。
向上心が他人より大きいことが良いか悪いかは別として、こればかりは、ズボラに過ごすことを快適と思えない性格なのでしょうがない。
なんでも出来るスーパー主婦でいたいのが本音!
家の中は快適が良いに決まってる。
お気に入りなものに囲まれて生活したい。
部屋は片付けられていて、探しものをする事に貴重な時間を使いたくない。
料理も体に良く、健康を維持できるように工夫し、外食ばかりに頼りたくない。
もっと生活を向上させたいと願う主婦の本音はまだまだたくさんある。
しかし、これらの「家族の事も家のことも自分の事もちゃんとやりたい!」 という前向きな思いが、実は生活上でのプレッシャーになることが非常に多い。
パートナーが奥さんに気を使って
「疲れてたら昼寝しててもいいよ」
などと言ってくれても
「”昼寝する時間なんてないわよ。 寝ちゃったら今日の夕食の下ごしらえ出来ないし、 洗濯物だって溜まってるんだから”」
と突っかかる始末。。。
あ~、夫はいつも忙しそうにしている私を気遣って優しい言葉をかけてくれているのに・・・。
さて!
この負のループから脱出しよう!
せっかく生まれ持った前向きな向上心が、良くないストレスに変わってしまうなんて、もったいなさすぎる。
すぐに出来ることとしてよく知られているのは掃除系。
たしかに掃除をするとスッキリするのは事実。
でも、ストレスのひとつの原因の中に
「掃除をこまめに出来てない自分」という項目があったはず。
掃除がストレス原因のひとつなのに、すぐに掃除をする気になるのか?
それはならない!
だって、もともと掃除が大好きというわけではないのだから。
だから、ちまたでよく言われる ”部屋を掃除してみよう” などというストレス発散方法は、掃除がもともと大好きな人には 効果が出るが、それほどではない人には効果が薄い。
しかし
単純明快な ”捨てる” という行為は
ゴミを捨てる = 心のゴミを捨てる
とも言い換えられる。
掃除が大好きではない人がその恩恵を受けるには、日々、こまめに掃除をしなければいけない場所ではなくて、 もっと特別な場所を片付ければいい!!
毎日、目に入るリビングや洗濯物やキッチンや洗面所ではない所!
普段あまり掃除や整理をしない所とは?
日頃使わないものを保存している場所はどこですか?
↓
・物置き
・クローゼットの一角
が当てはまる率が高い。
ここ1年ぐらい使っていないものが保存してある場所に行って、 何が保存されているかをチラッと確かめてみる。
この際だから、”ストレス発散”とお題をつけて、 1年以上使うチャンスがこなかった物を取り分けてみる。
もしもその場で勇気が出たら思い切って捨ててみる。
普段なら勇気が出なくて捨てられないけど、 今日はストレス発散日!
そう思えば捨てられるものがいくつか見つかるかもしれない。
1つでもゴミ袋に入れる事が出来たら、 それは心の中のゴミが1つ減ったと考えると気分が良くなる。
もし5個も6個もゴミ袋に入れることができたら、 心の中のゴミが50%ぐらい減ったかもしれない。
このブログを読んで、実際に物置やクローゼットにゴミ袋を持って行き、何かしら小さな物1つでもゴミ袋に入れる事ができたなら、 1時間前の自分とは別の自分がそこにいる。
別の自分に少しでもなれたなら、お気に入りのお茶やコーヒーでも飲み、気持ちを落ち着かせて、そろそろ日々の家事ワークに戻るとしよう。
家族も自分も幸せな一日になりますように。