トルコ共和国(Republic of Turkey)に来ました。
北は黒海、南側には地中海がある。
冬でも温暖なところかと思いきや、体感温度は1月の東京と同じぐらいです。
地中海性気候って暖かいイメージがあったけど、実際来てみたら寒かった^^;
トルコの飲み物として有名なのが、紅茶(チャイと呼ばれている)。
1日に20~30杯も飲むらしい。
紅茶(チャイ)と言えば、インドのスパイス入り紅茶を思い出すけれど、トルコの紅茶はストレートで飲む、もしくは砂糖を入れて飲む。ミルクやレモンは入れていない様子。
トルコ産の茶葉を使っていて、カフェインが少なく渋みがあまりないので、ストレートで飲んでもとても美味しい。
私は先週からトルコに入っているが、食後と食間に2杯ずつ紅茶を飲んでいるので、1日あたり10杯飲んでいることになる。
日頃、アメリカや日本にいる時は、水分補給として、食後にコーヒー(ミルク入り)、食間にカモミールティーかジャスミン茶、スパイスティーなどを選ぶことが多い。
さらに、ビタミン剤などを飲む時の水。
あとは食事中のお味噌汁や食材に含まれている水分が足されて1日の合計水分量となる。
結局、自分の水分摂取の方法は、純粋な水ではなく、食後と食間に飲んでいるコーヒーやお茶であるカフェインを含む飲料で、大部分の水分補給をしていることになる。
今まで私は、「カフェインが入った飲み物は水分補給に向かない」という説をずっと信じていたので(今も信じている)、コーヒーや紅茶を飲んでいる時は、水分補給と思っておらず、楽しみを得るための飲み物だった。
だけどトルコに来てみて、一日中紅茶をガブ飲みしている。
その水分を もしカウントしなかったら、私の1日の水分摂取量は全然足りないことになってしまう!
それはちょっとオカシイのでは??
と、ナゾに思えてしまった。
だから気になって、Google検索。
コカ・コーラのウエブサイトでこのような記事を発見。
このほど米国医学研究所(Institute of Medicine:IOM)は、カフェイン含有飲料も、1日に必要な水分量の補給に有用であると結論づけました。しかし、一般的にはカフェイン含有飲料で必要な水分量を補うことはできないという説が広まっているため、この事実をそのまま信用することは難しいという方も多いかもしれません。
長年信じられてきたカフェイン含有飲料に脱水作用があるという説に、科学がどのように挑み、反論してきたのかを理解するために、著名な水分補給の専門家、Ann Grandjean先生にお話を伺いました。 (つづく・・)
じっくり読んで、信憑性が高いと感じたが、コカコーラ社が掲載している所に、若干の疑問を感じてしまったのが正直な所。
さらに検索を続け、カフェインを含む飲料についての一長一短の記事を読み続けた。
結果から言うと、納得の行く絶対的な着地点をインターネット記事から見つけることは出来なかった。
・・・が、今回この疑問が出たことで、今まで漠然とモヤモヤとしてた、カフェインを含む飲み物について深く掘り下げられたのは収穫だ。
現時点で自分を納得させるために、「運動量を考慮しつつ、足りなくなるよりも、自分と相性が良い好みの飲み物を積極的に摂取していけば良いのでは?」という考え方で、まずは過ごしてみようと思いました。
みなさんは、水分補給について、どんな風に考えて飲んでいますか?
・参考にさせて頂いたウエブサイト
特定非営利活動法人 国際生命科学研究機構 ILSI Japan
発行のPDFより 一部引用
水分を摂る際、何を飲めばいいのかについても誤解があるように思われます。
例えば、水分補給にカフェイン含有飲料を推奨しないという情報があります。
しかし、カフェイン含有飲料、ノンカフェイン飲料のいずれも水分補給に貢献します。同様に水・牛乳・お茶・コーヒー・ジュース・清涼飲料・スポーツ飲料なども水分補給に貢献します。
また、食べ物も水分補給に貢献することを忘れてはいけません。ですから、適切な飲料は何かと問われたら、食事量やエネルギー消費量、つまり運動量を考慮しつつ、好みに合わせて選べばいいということになります。
全文は、下記PDFで読むことが出来ます。
水分補給のサイエンス
ーこれからの水分補給を考えるー
http://www.ilsijapan.org/ILSIJapan/BOOK/Newsletter/Water-1-NL_1006.pdf