こんにちは。
オートミール主婦@oatmeal-tokyo(現在アメリカ生活中)です。
私は日々の行動やスケジュールを、箇条書きで書いていく「バレットジャーナル式」で書いています。
注:バレットジャーナル
ノートに「スケジュール」や「私的な記録」を箇条書きで書き込むことを「バレットジャーナル」と呼んでいます。
この記事は、「この人は、なぜバレットジャーナルを始めたのかな?」「始めるとどんなことがあるの?」という疑問を持つ方に向けて書いています。
バレットジャーナルを始めた理由
これまでは、日々のスケジュールやTo Doなどは、すべて手帳1冊を使って管理していました。
手帳そのものに大きな不満があった訳ではありません。
2年ほど前、「アメリカ生活での不自由さ」や、「英語が苦手なことによるコンプレックス」を日々強く感じており、自宅に引きこもっている状態でした。
更年期という年齢的なことも重なり、体調も浮き沈みがあり、精神的に不安が大きくなっていたと思います。
そんな時期に、アメリカでポピュラーだった「バレットジャーナル」というものに出会いました。
アメリカのバレットジャーナル
何だかみんな自由にのびのびと手帳を使っていて、毎日の献立や運動をチェックする項目があったり、楽しそうでした。
ピンタレストの画像をたくさんみてたら、自分もこんな風にやりたいことを書き出してみたくなりました。
その頃は日本では今のようにバレットジャーナルが流行っていなかったので、バレットジャーナルの英語サイトを翻訳しながら情報を集めたり、イラストなんて書けないのにマネして書いてみたりしていました。
とにかく前々から手帳に書き込むことや、文房具類が大好きだった私は、この「バレットジャーナル」というシステムをとても気に入り、やってみたい!と強く思ったのです。
「きっと、このシステムを使えば、自分の不安定な感情が整理できるんじゃないか!」
と感じました。
ノートを利用する
アメリカでは、すでに数年前から「バレットジャーナル」が流行しており、スーパーマーケットの文具売り場にも、バレットジャーナル用としてデフォルトな、A5サイズの厚手ノートが数多く売られていました。
(A5サイズ・249ページ・厚手のカバーで、6.99ドル(700円ぐらい)ぐらいから~)
日本より厚手のノートの値段がかなり安いのも、流行している理由かもしれません。
ノートの書き方は百人百通り
現在の私のノートは、イラストなどの飾りがない「文字」と「罫線」だけの地味なノートになっています。
主婦の私は特に仕事のスケジュールがあるわけではないので家事のスケジュールや運動、英語の勉強についてがメインです。
中身が地味な分、ノートの表紙は色ものを選びたくなることに最近気が付きました。
書き込んでいる内容は?
毎日の「家事の予定」や「体調の記録」「食べたモノの記録」のほか、突然思い浮かんだ「近いうちに見たい映画」や「行きたいレストラン」など、ジャンルに関係なく、なんでも書き込んでいます。
日本に滞在中時は、アメリカで生活している時よりも、買い物をする回数が多く、レシートがお財布にたくさんたまってしまうため、レシートをノートに貼ることで、「今日は○○スーパーでこんなものを買った」という行動を記録したことにしています(買ったものを全部書き出すのは、面倒になって続かなかったので)。
私は家計簿をしっかり付けるような几帳面さがないので、せめてレシートぐらい貼っておこうかな・・・という罪滅ぼし的な感覚です。
貼れるものは何でも貼る!
レシートは、クレジットカード系の控えをのぞき、あまりこだわらずにノートに貼ってみよう!と決めてから、レシート整理が楽チンになりました。
貼ってしまったら、あとで見たくなった時にこまるかな?などと、少し不安も感じましたが、実際には見返したくなったことは今まで一度もなく、困った状態にはまだなっていません。(実際に困ってから対処法を考えようと思っています)
特に「ショップカード」などを貼ると、ノートが華やかになって気分がよくなります。
意外と「貼る」という作業は、思いのほか楽しいということもバレットジャーナルを始めて気がついたことです(^^)。
・貼って楽しい!
・レシートが整理されて気分がよい!
・ノートの中身がにぎやかになる!
と、思わぬ発見となりました。
自分は何を楽しいと感じるのか?
ノート生活も2年目になり、大きな気付きはなにか?
ノートに何でも自由きままに書き込んでいると、「自分が隠していた本当に求めているもの、何が楽しくて生きているのか?」ということが見えてきました。
1冊のノートを平均2ヶ月が使い切る私は、新しいノートを移行する時に、まず目次ページを見返します。
目次ページ画像 ↓
「この数ヶ月は、読書の量が多かったな」
「手帳やノートについて、模索することに時間を多く使ったな」
などと、自分のエネルギーをどの方向に向けていたのかが見えてきます。
気づいたことのまとめ
デイリーページを常時、机の上にひらいておいて、一日に何度も書いたり見たりする事で、本質から遠ざかりそうになる自分を、その度に引き戻してもらっている感じがします。
でも、ノートを見る事を忘れると、とたんに脱線していことに気が付きます。
脱線するのも楽しいから、まぁいいかっ!
って思うけど、
最初に決めたやりたい事が夜寝る前までに終了してると、ふんわりとした充実感を味わえるので、できれば脱線したくないな~と思う今日この頃です。
バレットジャーナルを始めていなければ、今もなお、感情のモヤモヤがどうして起きるのか、その解決方法がわからずにストレスを持ち続けていたと思います。
まったく予定が入らなかった日曜日などは、ノートを開かない時があるし、体調悪くて寝込んで何も書かない日もある。
しかしながら、ノートには市販の手帳のように、日付があらかじめ入っていないから、書かない日があっても、
「あ~、空白のページになっちゃったなぁ、、」
と残念に思うこともなく、続きのページから淡々と書き続けていけるのが、気に入っています。
いろいろと試行錯誤しながら、自分なりにノートを改良していくのが楽しいです。
まっさらなページは、これから 未来のことを書き込むのだと思えて、いつもワクワクしてくる!
少しづつ成長したいな~(^^)
【参考本】
ロイヒトトゥルム1917ではじめる箇条書き手帳術(外部リンク有↗)
↑ 前作
ロイヒトトゥルム1917で楽しむバレットジャーナル 今すぐ役に立つ実践アイデア189(外部リンク有↗)
↑ こちらは新作
●バレット式ではないけれど、ノート作りで一番影響を受けたと思う本はコレ● ↓
情報は1冊のノートにまとめなさい 完全版 奥野宣之(外部リンク有↗)
バレットジャーナルを始めたい人へ(まとめ)
バレットジャーナルを始めたいな~と思ったら、次のことをやってみるといいと思う。
・ピンタレストの画像をたくさん見る
・気に入った画像を保存する
・気に入った書き方をまねしながら手持ちのノートで1週間ぐらいためしてみる
このへんまで実行してみると、自分に合うか合わないかもわかるし、もっとこうしようとかアイデアが湧いてきます。
それぞれの手帳ライフを楽しみたいですね!
それではまた。
良い一日を(^^)