本当に好きなことは肩書きの裏側にあるらしい

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50歳からのアメリカ生活3年目の現実。飛行機移動と英語が苦しすぎる話

50歳から日本とアメリカを行ったり来たり生活!

はやくも3年目に突入!

 

 

今住んでいる所は、直行便があるような便利な場所ではないため、長時間のエコノミー席でのフライトは正直言って避けたいのが本音。

 

飛行機で2回乗り換える事がこんなに疲れる事だなんて10年前には思ってもみなかった。 

10時間以上のフライトは、腰やおしり、肩や首が痛くなりすぎて眠り続けることさえ難しい。

 

まだ40代の時は飛行機内で眠り続けて、「あれ?もう到着したの?」なんて事もあったのに。

 

ビジネスクラスやファーストクラスに10回に1回ぐらいアップグレードされる時があるけれど、180度横になって眠れることがこれほどの幸せなのか!という事を思い知らされる。

 

快適なことが嬉しすぎて

思わず映画を続けてみてしまい、結局一睡もせずにアメリカに入国してしまうのもどうなのか?と思うが。

 

 

エコノミーシートであれ、ビジネスクラスであれ、

何とか無事にアメリカへ到着すると、今度は今住んでいるコンドミニアムでの生活が待っている。

 

スーツケースを夫婦で5つも転がしているとガラガラとタイヤの音が相当うるさいらしく、思わず隣人がドアから出てきてご対面。

 

隣人の「また日本人が今月も帰ってきたな。。。」という心の声が聞こえながらも笑顔で挨拶する。

 

挨拶ぐらいは英語初心者の私も怖くない。

 

「ハイ! ハワユー?」 

Hi, How are you? 

 

「ウィ アー ファイン センキュー、エンド ユー?」

We are fine, thank you. and you?

 

ここまでは私がニコやかに話す。

 

そのあとに続く

「日本はどうだった?」

How was Japan?

 

ワールドニュースで見たぞ!日本は台風で〇〇〇〇が壊れてその地域全体が大変だったんだってなー。君らの友人たちは大丈夫だったのかい?」

 

などと、どんどん会話がふくらんでくると、私はすぐに夫にバトンタッチする。

 

夫のとなりで顔はニコニコを続ける。

いくつか聞きとれた単語で話の内容を予想し、時折りうなずいてみたりもする。

 

5分ほど夫は隣人と世間話をし、

じゃー、また。

See you later.

 

と言って別れ、

自分たちの部屋にようやく到着だ。

 

 

長旅の疲れも当然あるが、

私にとってはこの隣人たちとの世間話がどうしても苦手である。

 

日本の自宅でも近所の人とはあまり話していない。

道ですれ違うときに「こんにちは」という程度。

 

ペラペラしゃべれる日本語でさえ、隣人と世間話をしないのに

アメリカは気さくな人も多いようで、私が英語を話せないにもかかわらず話しかけてくるから驚いてしまう。

 

私だって英語を話せるようになりたい!

 

50歳を過ぎたからってあきらめたわけでは決してないのだ。

むしろ、今より若い日は一生こないのだから、50代のうちにどこまで出来るか挑戦してやろうじゃないか!と鼻息荒く心の中で叫んでいる。

 

 

しかしながら

隣人と世間話をするのが苦手なほど、もともとおしゃべりが好きではないので、英会話習得は気が遠い道のりになるのは気づいている。

 

でも後悔だけはしたくない。

 

60歳になったとき

50代の時に少しづつでも英語学習を続けていてホントに良かったと思えるように

 

 

 

 

 ~~~

 

*夫も長旅で疲れているのにスーツケースを除菌ペーパーで拭いたりしてくれてありがたい。

英語がこんなに出来ない奥さんを持って、アメリカで生活するなんて、きっと足を引っ張っていると思う。

今は家事をがんばるしかないな。